ベストな座り方について

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座り方で困っていませんか?

お遊戯会、発表会、
お遊戯会などで会場に
子どもたちを座らせる
という場面が度々あると思います。
そんな時、どのようにされていますか?

私は、過去30年以上、
毎年200か所以上の会場
公演をしてきました。
その経験上、あるベストな
座席配置の型があること
を見つけました。
現在は、三密を避けることが
一番の条件になっていますので、
当てはまらないことも
あるかもしれませんが、
幼稚園、保育園に伺い、
会場を見せていただいた時に
ここはこのように
座っていただくのが、
子どもたちにとっての
ベストだなというのは、
だいたいわかるように
なってきました。

逆に普段のやり方が、
それに当てはまらない場合も
ありますので、まずは先生方と
お話しさせていただく
ようにしています。もちろん、
子どもたちにとって、
普段通りが良い場合もありますからね。
ですから、それはそれとして、
少し読み進めて
いただきたいのですが、

いざ公演が始まってみると、
子どもたちから「見えなーい!」
という声があちこちから
聞こえてくることがあります。
その時には本当に残念な
気持ちになります。当然、
どの席からもよく見える
という状況を作り出すのは、
かなり至難の技です。
不可能に近いかもしれません。

でも時々、先生方から、
「この子たちは怖がりさんだから、
見えなくてもいいんです。」
ということを言われると、
なるほどそうかもしれませんけど、
上演をする側としては、
やはりとても残念な気持ちになります。
私たちは、劇を見せるために
やっているし、言ってしまえば、
そのために毎日舞台を設置して、
どうやったら子どもたちに
楽しんでもらえるかなー
と考えているんですから。

座り方の基本は、4つです。

  1. 前の方は、床に直に座る。
    (なんなら、後ろまで全部床に
    座っても大丈夫です。)
  2. 後方は、椅子席にしても
    よいが、2列まで。
  3. 前方に4歳児、5歳児など
    人形劇に慣れている子を座らせる。
  4. 正座よりも体操座り
    (体育座り、お山座り、
    三角座り、おにぎり座り)

常設の舞台上で公演する場合には、
舞台の高さが子どもたちの
目線より高い場合には、
全部椅子席でも可能。

一つ一つ説明してゆきます。

前の方は、床に直に座る。

これはカーペットやマット、
ゴザなどの敷物を敷いて
その上に座ったり、
子どもたち一人一人が
座布団を持ってきたりしてもらい、
床に座ってもらいます。
これは、なるべく目線を
下にしたいということです。
そして前方の子どもたちの
頭が後方の子どもたちの目線に
かかりにくいということです。
こうすることで、
一番後ろの席からも舞台の
半分より上は見えるという
状況を作ることができます。
たまに、最前列から
椅子を並べてくださる
ところがありますが、
私たちの舞台が床に
設置されている場合、
最前列の子どもたちの頭で
後ろの子たちはほとんど
見えなくなってしまいます。
そして後方に行けば行くほど
見えなくなってしまいます。
もちろん、後方に行けば行くほど、
高い椅子や台を用意して、
だんだんと高くなってゆく
客席を作れるならば、別です。
しかし、これは効率を考えると、
前方を床に座らせるのが
ベストだと思います。

後方は、椅子席にしても良いが、2列まで。

これは、前方を床に直に
座ってもらっても、
後方の子どもたちが
椅子席ということは、
よくあることです。
しかし、
列が3列目になると、
前の子どもの頭で、
後ろの子どもたちの視界が
遮られてしまいます。

年長さんと年少さんの数の
割合でとか、色々と理由は
あることと思いますが、
これは工夫していただき、
後方席は2列以内
作っていただければと思います。

前方になれている子を座らせる

理由は、お分かりかと思います。
しかし観劇会になると、
背の低い子どもたちを前から
順に座らせた方が、後ろまで
よく見えるからということで、
最前列に赤ちゃんたちが
いることがたまにあります。
これは、残念ながらNGです。
慣れていない赤ちゃんたちが、
泣きだすからというのはありますが、
逆に赤ちゃんたちは、
何が行われているのか分からずに、
じっと凝視してくれたりも
するんですね。だから
一番の理由ではありません。
一番は、会場全体が、
観劇を楽しんでいただくためには、
「あー、ああやって楽しんでもいいんだ。」
と気がつかせてあげることだと思います。
一番前の子どもたちが、
反応よく楽しんでいると、
会場全体がその雰囲気に巻き込まれて、
楽しい空気になります。
これがとても大切だと思います。
でもこれでは、小さい子どもたちが
よく見えないんじゃないの?
と言われるかもしれませんね。
この場合には例えば、
赤ちゃんたちは前方の両側
少し離れたところに座ってもらえれば、
大丈夫です。
お兄ちゃんお姉ちゃんたちが、
楽しんでいる姿をみて、
安心して人形劇の世界を
楽しんでくれます。また、
この場合に、後方に行くほど
少しずつ、高いブロックなどを使って、
席を高くしてあげるという方法もあります。

正座よりも体操座り

この体操座りというのは、
実に様々な呼び方があるので、
びっくりします。
なかなか通じないこともあります。
あれは地域によっても違うみたいだし、
それこそ園によって違ったりしますね。
ともかく膝を抱えて、お尻を
床につけるスタイルの座り方のことです。
この目的は、二つあります。
一つは、子どもの目線を
なるべく低くすること
もう一つは、子どもが
立ち上がりにくくすることです。
どうしても前の子どもの頭で
後ろの子どもの視界が塞がれる
ということは出てきます。
なので、なるべく頭を低くして
あげることが大切です。
そして、子どもたちはなるべく
舞台の下のところまで見ようとすると、
お尻を上げて自分の目線を
あげようとします。
それがさらに後ろの子どもたちの
目線を塞ぎます。それがずっと
後ろまで連鎖して、
「見えなーい」の大合唱
つながっていきます。

まとめ

いずれにしても、
子どもたちの背の高さと、
目線を計算して、席を作って
いただけると良いかなと思います。

会場によって、ベストな
座席の作り方は変わってきますし、
私たちが思いも寄らないアイデアで
座席を作られている先生方も
いらっしゃいます。
その時は正直、頭が下がります。
それは、子どもたちファースト
考えているなあと思うからです。
ぜひ、いつもはこうだからとか、
こうしないとダメとか、先入観、
常識に囚われないベストな座席作り

目指してください。

いいえ、ご一緒に見つけていきましょう!

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